新着情報 | フロント・アンド・リア - Part 16の記事一覧
皆さんも美容鍼は知っていると思います。
ああ、あの顔や頭に針刺すやつね。
やり方にもよりますが、実は美容以外にも凄い効果があります。
顔や頭には、沢山のツボがあります。
大腸経、胃経、膀胱経、胆経、小腸経のツボ。
奇経の任脈、督脈のツボ。
これらを使えば、一度に美容と健康が手に入ります。
当院でも、顔や頭スッキリ。
アンド
眼精疲労、緑内障、飛蚊症、視力回復などの眼科疾患。
うつ、不眠、パニック障害などの精神疾患。
頭痛や耳鳴り、鼻炎にも効果があります。
ここ数年のマスク生活で、さぞやお顔もこわばっている事でしょう!
たまには鍼灸で、お顔のリラックスでもどうですか!
肝疾患の治し方 (超簡単バージョン)
①手揉み
右手の手掌薬指の付け根やや下辺り(左手にはありません)
押して痛いところを押しながら7つ数える。
一旦押すのをやめて、再チャレンジ。
それを3回繰り返す。これが1クール
一日何回でもOKです。
②足揉み
肝経の走っている太腿の中央で、鼠径から膝の真ん中あたりの押して痛いところ。
少し痛い程度に手加減して指圧する。
③胃と肝臓の調整法
仰向きになり、手掌を下にして両手を広げる。
両膝をくっつけて立てる。
左右に20回膝をくっつけたまま倒す。この際首は倒した膝と反対を向く。
倒す時は息を吐き、立てる時は息を吸う。
2秒で倒し2秒で戻す。反対側も同じペースで行う。
交互に20回(右10回,左10回)倒したら、最後に21回目を行う。
21回目は20回やって倒しにくい方に倒す。
21回目だけは倒した状態でゆっくり5数える。
(20回目と21回目が同じ方向になっても良い)
④寝る時は右を下にする。
肝は右にあるので悪い方を下にする。
寝てしまったら、どういう向きでも良い
1つでも良いので毎日続けましょう!
今回は肝のみです。脾と腎は別の機会に。
肝は足にあり陰経になります。
脾も腎も足の陰経です。
線にすると3本線が足の内側を走ります。
肝は3本の真ん中になります。
すなわち脾と腎に挟まれた形になります。
昔の名人が「脾と腎が治れば、肝は勝手に治る!」と言っています。
皆さんはもうお分かりですね。
これが楽器の弦なら、両端の脾と腎を爪弾けば、真ん中の肝の弦は触らなくても共鳴すると言う事です。
ですから肝疾患は肝だけでなく、脾と腎も治療しなくてはいけないと言う事です。
東洋医学の治療にとっての病名は、あまり重要ではありません。
五臓のどれをチョイスして、どれを中心に治療するかと言う事です。
具体的には、肝の付く病名は同じと考えて、治療していきます。
ご自宅での治療という事であれば、簡単な方法を伝授いたします。
続く
東洋医学には五臓六腑というものがあります。
五臓とは、肝、心、脾、肺、腎の5つのことを言います。
この五臓には治りやすさと言うものがあります。
一番治りやすいのが肺。
二番目に治りやすいのが肝。
脾と腎は一番治りにくい。
心が抜けているって?
心は特別扱い。
心虚は死を意味します。
だから悪くなっては生きていけない!!
でも、心臓悪い人いますけど??
その為に心包があります。
心包は心の代わりに働くところです。
血脈を通じて全身に血を送ります。
話を五臓の治りやすさに戻します。
例えば、一番治りやすい肺が悪いと言うことは、脾や腎はもっと悪いと言うことです。
では肝の場合はどうなるか??
肝が悪ければ、脾も腎も悪い事になります。
肝を治す為には、肝だけの治療ではダメだと言う事です。
続く
コロナワクチン接種前と接種後では、私たちの身体に変化が生じます。
ですから、接種前の身体では無くなってしまったことは間違いありません。
それに敏感に気づく人もいれば、よく分からず気づかない人もいます。
厳密に言うと、接種に関係なく人間の身体は常に変化しています。
姿形は同じに見えても、毎日新しい自分になっていると言うことです。
洋服のサイズに例えるなら、成長すれば服のサイズアップが必要であるということです。
それが自然に出来る人は、後遺症のない人であり、出来ない人は、後遺症に悩んでいる人ということになります。
東洋医学的に言うと、ワクチン接種によって新しい身体になり、五臓の再バランスの調整が必要であるということです。
皮膚科のドクターの話では、接種前から診察している患者様の皮膚に、かなりの変化が見られるようです。
内臓体壁反射と言って、内臓の変化は体表の皮膚などに現れます。
全て体に起こることは,五臓のどこかに属します。
ワクチンによる身体の変化(新しい部署)を、五臓のどこが引き受けるか??
どこから新しい部署にエネルギーを回すか?
それによってどの臓器に負担がかかるか?
いろいろあって、身体は大忙しです。
ウイルスは、悪者のように見られがちですが、ウイルスに感染することで、人間は進化してきたと言っても過言ではありません。
実際に女性の胎盤もウイルス感染によって獲得されたものです。
前例のないコロナワクチン接種によって、2年後、3年後の私たちの身体は、どのような進化をするのでしょうか?
また、この先どんな感染症がやって来るのでしょうか?
日々の変化に適応出来る身体づくり。
鍼灸治療は、そのための選択肢の一つだと思います。