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新着情報 | フロント・アンド・リア - Part 19の記事一覧

リュウマチと東洋医学

2022.04.17 | Category:

関節に痛みや炎症があったり、関節が変形したりする方をたくさん診てきた。

関節炎や関節リュウマチの場合が多いこれらの症状は、鍼灸の得意分野である。

昔から「神経痛・リュウマチに効能あり」というように、民間療法では、神経痛やリュウマチは括りで同族に扱われている。

 

これらの病気は、ある部分の故障によって起こる。

すなわち、腎臓か小腸か子宮が悪いから関節炎や関節リュウマチになるのである。

子宮内膜炎の方も、関節炎を起こすことが多く、熱発も子宮から出ているものが随分ある。

 

リュウマチの罹患率は男女比1:4である。

東洋医学的には、この比率も子宮が関係しているので頷ける。

 

リュウマチに限っていうと、一番の原因は小腸の熱である。

心・小腸経の小腸を中心に、腎・膀胱経の膀胱のツボをチョイスする。

特に、膀胱経の小腸兪穴と次髎穴は著効があるので一度お試しあれ。

足の老化と運動

2022.04.14 | Category:

元々筋肉は、生まれながらに数が決まっています。

大きさや太さが変わるのは、筋肉が成長したからであって、数が増えたからではありません。

どのように変化するかというと、筋肉の一本一本が太く大きくなるので、その筋肉の束全体が大きく見えます。

 

足の太ももの筋肉は身体の中で一番大きい筋肉です。

ここが衰えると歩行に影響が出てきます。

普通に生活していると、人間の脚の筋肉は、1年に1%ずつ細くなります。

ですから、それを防ぐためにも運動は必須となってきます。

 

しかし、スポーツは諸刃の剣ですので、軽いもので十分だと思います。

速歩やジョギングなどがお勧めです。

無理のないペースで、毎日するのが良いでしょう。

 

これもちょっとという方は、生活運動でも大丈夫です。

歩行、自転車、子供と遊ぶ、階段の昇降、荷物運びなどがこれにあたります。

 

『歩』という字は、「少し」と「止まる」で出来ています。

少し立ち止まって景色を楽しんで歩くのもいいかもしれませんね。

 

背骨と病気の関係

2022.04.14 | Category:

背骨は、這って生活する動物にとっては梁である。

頸椎も胸椎も腰椎も上から下(頭の方から尻尾の方)まで同じ大きさである。

しかし、立って歩く人間にとっては、背骨は柱である。

脊柱という言葉はここからきている。

 

這って生活する動物の背骨は、暖簾の竿のように、端から端まで同じ太さで、そこに内臓の入った袋をぶら下げている。

立って歩く人間にとって、内臓を入れた袋は、重さで下に垂れ下がる。(内臓下垂)

その上、同じ太さでは支えきれないので、下にある腰椎は頸椎よりも太く大きくなる。

 

元々、横(四足歩行)であったものが立った(二足歩行)ために、狂いが生じやすくなった。

東洋医学に、「万病背部にあり」という言葉がある。

人間は病気になる原因を他の動物より多く抱えている。

老化と嗅覚の関係

2022.04.14 | Category:

依然として、コロナの後遺症である嗅覚障害に悩んでいる方が多い。

人間にとってニオイがわかると言うことは、生きていく上で非常に重要な意味を持つ。

一般的には、病気が無くても60歳を超えた頃から嗅覚細胞は急激に減少する。

それと並行して、生きがいや生活の張りが失われていく。

 

逆に言うと、高齢なっても活動的なお年寄りは、例外なく嗅覚が衰えていない。

従って、老化を遅らせるためには、若いうちから嗅覚を鍛えれば良いという事になる。

また、若い頃に慣れ親しんだ匂いを嗅がせることで、認知症の方の回復を促す事もできる。

 

若いうちから鍛えると言っても、もう若くない人は、どうすれば良いか?

今からでも大丈夫です。

鍼灸なら、それを可能にすることができます。

 

東洋医学はバランスの医学です。

例え嗅覚細胞が減少しても、他の部分が代わりとなって、それなりのバランスを保つことで、老化のスピードを落とすことができます。

東洋医学の五臓六腑の考え方は、一つが完全にダメになると、他も次々とダメになって、最終的には全滅してしまう。

全滅は死を意味するので、そうならないように、相生関係を強めたり、相克関係を弱めたりして、回復を助けて全体にバランスを保ちつつ、生きる方向に進んでいく。

 

最近では、老化を病気と捉えて、治す研究も進んでいる。

老化も東洋医学の得意分野である。

 

安物買いの銭失い 後篇

2022.04.07 | Category:

保険を使った治療と実費の治療は違います。

何故なら、保険を使った治療が、1回で終わった経験をお持ちの方がいないからです。

何回も通う →   お金がかかる

負担を少しでも減らす →   保険を使う

 

昔、腕に自信のある歯医者さんは、1回の実費の治療をやっていたと聞いた事があります。

保険診療には回数はつきものです。

 

話を鍼灸に戻します。

しっかり四診をして治療にあたれば、大方一回で何とかなるものです。

時間が足りなければ、次回にその続きをやればそれで終了です。

それと、時間が経てば経つほど周りのバランスも崩れてきますので、治すのが難儀になってきます。

ズルズル延ばさず、短期間で終了できれば、仕事のパフォーマンスや生活のクオリティも上がります。

金銭的にも保険治療の何回か分の合計よりも実費の治療の方が安くなります。

保険を使って通っている場合、発症から何日も経過しますので、身体へのダメージもそれだけ長く、他の部分への負担や影響も大きくなってきます。

体質改善などは定期的に通った方が良い場合もありますが、痛みや怪我は短時間で終了させた方が絶対良いと思います。

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