新着情報 | 鍼灸とBody Care フロント・アンド・リア - Part 35の記事一覧
大学病院というところは、臨床よりも教育や研究に重きを置いています。
ですから、患者様は教育、研究に対していろいろと協力していただいています。
ある時は学生の勉強のため、ある時は学会の発表のために。
多くの患者様を診ていると、敏感人に遭遇することがあります。
この人達は、ツボや経絡がご自身の体で解るという特殊な身体の持ち主です。
打った鍼の感触(鋭い痛みや響きと言われる鈍痛)がわかるのは、普通に感じる当たり前の感覚です。
敏感人の方々は、気の流れる方向や深さが解るそうです。
この方々には共通点があり、それを聞くとツボはまさに壺なんだなぁと思ってしまいます。
皆さん口を揃えてこう言います。細い管の端を伝って水が一滴落ちていきます。それはかなり深くて1メートルくらいあるようです。体にはそんなスペースはないので、違う空間の話でしょうか?そして最後に、底の部分にぽちゃんと落ちて終わるそうです。
これって水を垂らせば現実の壺の中でも同じことができますよね。
量子力学の世界では、目で見た開いた身体の中と目で見てない閉じた身体の中は同じであるかわからないということです。
私は敏感人ではないので、本当のところは分かりませんが、ツボや経絡はまだまだわからない事だらけで不思議な世界の存在です。
それを生業にしている鍼灸師の私は、毎日が新たな発見でワクワクしております。
9月1日よりハロウィンプレゼントのくじ引きが始まります。
今回のくじはポーカールール。
一回だけチェンジOK 。
毎回引けますのでお楽しみに待っててください。
波動器は、振動で身体を治すことができます。
波動器の複数使用の組み合わせで、更に色々な症状や病気を治すことができます。
実は、鍼や灸でもこの振動は分かります。
鍼の波動(振動)は、刺入した針先から分かります。
振動の強さで身体の状態が分かるのと同時に鍼灸波動治療ができます。
灸の波動(振動)は、ボックス灸(ホルダー灸)を使います。
ボックスを持つ手に患部の振動が伝わります。
患部の振動と同じ振動で揺らすことで鍼灸波動治療ができます。
すなわち、波動器単独の波動治療、鍼灸を組み合わせた波動治療。
波動、鍼、灸の3つの治療手段を合わせることで、症状に応じた組み合わせの最適な治療が可能となります。
私の父は病気を治すために名大に通う傍ら、いろいろな治療手段を探していました。
その一つが量子力学です。
私が大学卒業後に鍼灸の専門学校に通っていた頃の出来事です。
飛騨高山にある福来心理学研究所というところで、2泊3日だったと思いますが、勉強会に参加しました。
その時のメンバーは、父と私と父の友人2名だったと記憶しています。
ここは、六次元療法を考えた超能力の研究と実践の第一人者である山本健造先生が創られた研究所です。最初の福来は、東京大学教授の福来友吉博士の名前で、透視と念写の研究をされた方です。
山本先生の講義は、六次元の話を中心に、鍼灸に応用出来そうな内容のものもたくさんありました。
六次元とは、縦、横、高さ、時間、意思、方向性の6つです。
一番記憶に残っているのは最終日の夜でした。この日は沢山の町民の方達も参加されました。
筑波大学教授の竹本忠雄先生をお招きして、量子力学について講義していただきました。
教授は、大変難しい内容でしたが、誰もが理解できるように平易な言葉を使って分かり易く説明してくださいました。
「昔話には何故3という数が多く出てくるか」とか、「顕微鏡で見られているのがわかるので、見てない時と動きが違う」とか、「月は見るからそこにある、見てない時はあるか無いかわからない」とか、「隣に寝ている人は、見ている時は人間の姿形であるが、見てない時はどんな形をしているかわからない」等々大変興味のあるお話でした。
講義が終わると、参加者達が騒つき出しました。
皆口々に「私も大学に行きたい!」「大学ってこんな素晴らしい話が毎日聞けるの!」
私は、隣に座っていた町民の年配女性に「こんなに良い講義は滅多に聞けませんよ。内容がしっかり理解できてないと、ここまでわかりやすい説明はできませんよ。」と言って大学に行くのを断念させました。
鍼灸施術でも、解剖学通りの人体なのか?と思う事が多々あります。
量子力学からみた人体は、開いて目で見た臓器と閉じた状態の見ていない臓器は同じでは無いことになります。
東洋医学の場合は、五蔵のグループの組み合わせで治療するので、身体の表面の色や凹凸の状態が重要となります。
これに、針先の反応(波動)やツボの反応(波動)を診ることで大体のことはわかります。
医学の進歩により、今までの概念を覆す事実が明らかになってきています。
骨、脂肪、筋肉から多くのメッセージ物質が出ていて、いろいろな身体の働きに役立っているという事です。
例えば骨からのメッセージ物質は、脳の活性化、免疫力の向上、筋肉の発達、アンチエイジング効果などがあります。これらのことは、骨を垂直方向に負荷をかけることで得られるもので、水泳や自転車では骨の負荷が得られず効果が無いようです。
食欲の抑制は、脂肪細胞がメッセージ物質で命令を出して、脳がそれに従って満腹中枢を刺激するという、従来とは異なった仕組みになっている事が明らかになりました。
筋肉からも多くのメッセージ物質が出ていますが、骨も脂肪も筋肉もまだまだ多くの働きがわかっていないメッセージ物質が存在します。
東洋医学には、五臓六腑という考え方があります。
これを基に病気を治していきます。
五臓とは腎、脾、肝、肺、心の五つです。(本来はグループ名なので蔵を使う)
骨は腎のグループ、脂肪は脾のグループ、筋肉は肝のグループに属します。
この三つのグループは全て足にあります。
足を使うと健康に良いのは、重要な三グループが揃っているからです。
鍼灸は常に五臓を刺激しますので、骨、脂肪、筋肉に効いているということになります。
3000年、4000年前の人々が、メッセージ物質のことを知っていたとは思えませんが、ちゃんと骨、脂肪、筋肉がグループに含まれていたのは凄い事だと思います。