新着情報 | 鍼灸とBody Care フロント・アンド・リア - Part 6の記事一覧
不妊治療というものはない。
ただ、悪いところがたくさん見つかるので、それを治していくと妊娠する。
どこまで治せば妊娠するというものでもなく、治していく過程で妊娠する。
治療により身体が変化してくると、自身も良くなってきたことは実感できる。
妊娠の戦略的要因はたくさんある。戦力的要因とは、目的達成を邪魔する要因である。
ストレスも一つの要因であるし、生活習慣も関係する。パートナーが要因である場合もかなりの確率で存在する。
自身の身体に関して言えば、子宮の位置も関係してくる。
子宮には4つの向きがある。
即ち、右屈・左屈・前屈・後屈である。
後屈は、仰向けだと子宮に蓋をしている状態なので、行為の後にうつ伏せになる。
こうすることで、精液が子宮に流れるので妊娠する。
患者さまで、病院の検査で異常がなく、全く妊娠する気配無しという方が、試しにやってみたら、1回で妊娠できたと報告があった。
治療に使う経穴は
右屈は 右陽池
左屈は 左陽池
前屈・後屈は 中脘
確認方法
治療前 臍の左側を圧すると痛みがある。関元穴辺りが空虚である。
治療後 臍の左側の痛みが消失している。関元穴辺りが充ちている。
治療前後の反応によって、子宮が正位に返ったことが推定される。
周りから「我が強い」と言われる人が多くなってきた気がする。
このような人の特徴として、
常に自分が正しと思っているので、間違いに気づいても自分から折れない。
自分の考えに反する意見に対して強く否定する。
気持ちを抑えることなく直ぐに感情を表に出す。
承認欲求の強さから周囲の注目を集めたいと考えているため、自己主張が激しい。
などがあります。
このような人の治療は、
最初に過剰な自我を取り除くことが大切です。
頭の鍼はファーストチョイスで、脳の血流が良くなることで、頭が冴えて冷静な判断ができるようになります。
次は、手足を温めることです。温まれば方法はなんでも良いと思います。
これで、五臓六腑の調整ができます。
その次はもう少し細かく診ていきます。
意思を支配して、自我がつっぱり過ぎると、胃に関係する2つの経脈が緊張します。
胃経と大腸経です。
この2つには、緊張を取るために、柔らかい刺激を与えます。
ここまですれば、あなたは別人28号 ガオー!
周りから、「変わったね」と言われることでしょう。
前立腺は、男性にしかない生殖器の一つです。
東洋医学では、全ての病気や症状の原因は、五臓六腑にあるという考えがあります。
前立腺炎であろうが、前立腺肥大であろうが、生殖器のグループに属するので、そのグループを中心に治療していきます。
では、生殖器は、五臓六腑のどこに属するのかと言うと、肝のグループになります。
特に重要な部位は、下肢内側の真ん中のラインになるので、ここの状態を診ていきます。
生殖器(前立腺炎)の悪い方は、かなりの圧痛が何箇所もあると思います。
それは、肝経に鬱血があるためで、これを除けば治すことができます。
最重要経穴
大腿内側の中央辺りの上下。五里から陰包辺り 大腿ライン
下腿内側の脛骨に沿って内果の前。蠡溝から中封辺り 下腿ライン
前立腺炎のある方は、この2つのラインである肝経の鬱血が甚だしいので、これらのツボに、著しい反応が現れます。
この部位の鬱血はすぐに改善されますので、後は次に反応が出るところを順番に治療していけば症状はなくなります。
肝が絡む曲泉
腎が絡む腎兪、小腸兪、次髎、太谿
泌尿生殖器病に効く中極辺りを加えると、更に治療効果が上がるでしょう。
ゴールデンウィーク中に、鍼灸院店舗前の掃除をスタッフとした。
その際、掃除の様子を撮った1枚で、大変ショックな事実が明らかになった。
タイトルにある『頭頂部の髪』の減少である。
ツルピカハゲ丸状態であった。いつの間に・・・。
これはいかんと思い、早速Amazonで『最強の手もみ』なる本を購入。
薄毛の治療を開始した。
肝の反射区、腎の反射区、副腎の反射区を毎日刺激、さらに『ダーマローラー』も購入。
頭頂部をコロコロ刺激している。
東洋医学はというと、頭頂部の髪に対しては、脾と腎が関係してくる。
脾と腎の治療で、体力が充実して来れば毛が生えるという事です。
また、「丹田」に力が出れば毛えるとも言われています。
「神(髪)を信じて頑張ります!」
神経衰弱とは、身体や精神の過労の時に見られる症候群をいう。
症状としては、内的・外的刺激に対して過敏に反応して、疲労感、不眠、めまい、手指の震え、衰弱感などを誇張して詳細に訴える。
神経質素質を有する人に多く見られる。
神経衰弱は、東洋医学では、五臓の調節によって治すことができる。
細かく見ていくと、症状によってどこからきているかが分かる。
肝に原因がある場合、夜眠れず、気がイライラして腹を立てやすい。
脾に原因がある場合、昼間やたらと眠たくて、気が塞ぎがちである。
腎・心に原因がある場合、精神気力が衰えて、疲れやすくて根気がなく、物事に飽きやすい。
肝・脾・腎のラインは足、心のラインは手にある。
残りの肺のラインを含めた五臓の調節で、症状改善が可能となる。