新着情報 | フロント・アンド・リア - Part 9の記事一覧
初日の教習は最終の10限目であった。
教習所には、教官と私の2人しかいませんでした。
恋模様はありません。悪しからず。
先に教官が部屋を出ようとします。
私「教官〜。すみません。」
教官「どうした?」
私「ヘルメットが取れません!!」
教官「バカだなあ、こうやって・・・」
教官「本当に取れんぞ! 小さすぎるんじゃないか?」
数分後スッタモンダの末、何とか取れました。
教官「次の教習はここのを使いなさい。」
私「わかりました。」
次の教習日
教官「これはどうかな?」Lサイズ
私「ブカブカです。」
教官「それじゃあ、これはどうだ!」Mサイズ
私「ブカブカです。」
教官「・・・ 。」
女の子用の星の付いたピンクのヘルメットを手にして、「あとこれしかないぞ??」Sサイズ
私「これでいいです。」Mサイズ
おっさんが、女の子用のピンクのヘルメット被ってバイク乗ってたら学校の笑い者になります。
ただでさえ、125ccの教習生は私だけで、他はほぼ750ccです。
大型二輪が並ぶ中、端っこに一台だけ何これ?
こんなの誰が乗るの???って感じです。
教習の始めは外周を走るのですが、皆は、ボボボボ ブオーンと出ていきますが、
それに続いてポロポロポロと情けない音で走ります。
自動車の教習生もベンチに座って見ています。
ベンチ前をブオーン、ブオーンと何台も通りすぎます。
その後をポロポロペロと走ると、皆が笑っているように感じるのは私だけ???
この日の教習も散々でした。
但し、センタースタンドはできるようになりました。
この話はまた後日。
続く
センタースタンド立ては、次回までにできるようにしておくようにと言わた。
それでは次にということで、自動車学校内のコースを走る事になった。
初めにコースの外周を教官に付いて走るのであるが、ここでも問題発生!!
自動車学校に着いてから、自宅に届いたばかりのヘルメットを装着、サイズが合っていないのか頭が入らない。無理矢理押し込んで何とか被れた。
シューズも大きすぎたのか、中で足が遊んでいる。
グローブだけがジャストサイズであった。
こんな状態でバイクに乗ったので、メガネが奥に入らず斜め掛けの状態である事に走っていて気づく。
さらに悪い事に、濡れた服が冷たくて寒い。そのせいでメガネまでが曇りだす始末。
前が全然見えない!
ズレたメガネをさらにずらして裸眼で走り続けた。
その後は、パニック状態で教官が何を言ったのかさえ覚えてない有様。
散々な目にあった教習初日。やっとバイクから降りて教習所の椅子に腰掛けることができた。
(勿論のこと教習車のセンタースタンドは教官がやってくれた)
訳が分からんかったが、やっと終わった。
ホット一息も束の間
さらなる地獄が待ち受けていた。
ガ〜ン
続く
初教習は、真冬の夜、19時30分、モコモコに着込んでいるので、少し暑いくらいの服装で臨んだ。
教官の年齢は定かではないが、多分私と同じか少し上とお見受けした。
教習車は、見た目50ccの原付バイクである。(エンジンは125cc)
16歳の頃、モトクロス風のマニュアルに乗っていたので、跨るのは40数年ぶりである。
教官からの最初の言葉は、「センタースタンドを立ててください。」である。
前に乗っていたバイクがサイドスタンドであったが、同じようなものだと侮っていた。
バイクを後ろに引っ張るのだが、全然立たない。何度も何度もトライするのだが、一向に上手くできない。
こんな事もできないのかと、情けない気持ちでかなり凹む。
そのうち、手が疲労してきて握力が落ちてきた。
身体中から汗が噴き出してきて、服がびしょびしょ状態。
まずいと思い教官に「疲れてふらふらします。握力も無くなってきました。もうダメです!」
これを聞いた教官は、「こんな事もできないなら、試験は受けられんぞ!」
ひえ〜
『スチュワーデス物語』なら
教官〜。私はドジで間抜けでのろまなカメです。
落ちこぼれだが芯の強い訓練生の松本千秋と村沢教官のラブストーリー!!
『名鉄自動車学校物語』では
教官〜。私は歳で髪抜けで動けないカメです。
現実を直視できない実習生と◯◯教官のドキュメンタリー!!
続く
入校式も無事にすみ、手引書に目を通して必要なものをネットで買う事にした。
初めての技能教習は10限目の19時30分からである。
夜だし、外はさぞや寒いと思い、かなり着込んでいく事にした。
教習日当日、仕事場から自宅に戻ると、ネットで注文した商品が届いていたので、そのまま車に積んで学校へと向かった。
購入した商品は、アライのヘルメット、elfのライディングシューズとグローブである。
こういった商品は、実際着けて見ないとサイズ感がわからないので、ぶっつけ本番でえらい目に遭いました。
グローブは良かったのですが、シューズが大き過ぎ、ヘルメットはなんとか被ることができたがかなり締め付けがあり一抹の不安が・・・。
時間となり外に停めてある教習車とご対面。
何これ?? 125ccのイメージで、もっとでかいバイクを想像していたのでちょっと拍子抜け。 50ccの原付に125ccのエンジンを積んだだけのスクーターである。
しかし、ここから先が地獄の1丁目の始まりであった。ひえー!
続く
たまたま雑誌で見たバイク。
カッコいい 欲しい 乗りたい!!
ということで、自動車学校に行く事にした。
その当時、仕事の休みの関係で、入校式に出席できて、卒業検定も受けられる学校という事で、名鉄自動車学校に行く事にした。
還暦前の冬である。
欲しいバイクは、ヤマハのトリシティ125! 前2輪 後1輪のスクーターである。
AT仕様であったため、AT小型二輪を取る事にした。
自動車免許は持っているので、技能8時間、学科1時間となる。
後で分かった事だが、MTで受けた方が運転が楽だったようだ。
元々16歳で原付免許は持っていて、当時ヤマハのトライアル50(MT)に乗っていた。
表題のMotoGPであるが、1949年に始まった二輪ロードレースの最高峰カテゴリーである。
続く