- 新着情報一覧 - 鍼灸・波動から見た痛みの正体 その1
痛みが生じた場合、誰しもが、この辛さから早く解放されたいと望むはずである。
しかし、痛みが身体を守るためのサインであることは、あまり知られていない。
例えば、火事が発生したとしよう。火も煙も見えなければ、どこで火事が発生しているかわからない。わからないから鎮火のために消防車は出動できない。消火活動をしないので、被害はどんどん広がっていく事になる。
痛みがなければ、身体にも同じことが起こる。
痛みがあるおかげで、どこが火元かが判明する。
痛みは身体に起こった悪い変化を知らせてくれる火災報知器のような存在である。
ここで一つの疑問が生ずる。
鎮痛薬や痛みを止めるための処置によって痛みが止まりました。めでたしめでたし。
火事が発生しました。火災報知器の音を消しました。めでたしめでたし。
痛みを止めても、鎮火はしていません。
続く