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第3の痛みの治し方

2021.11.16

当院のブログで第3の痛みについて触れましたが、今回は治し方について述べます。

痛みの発生は、今までは2つのタイプで説明されてきた。
すなわち、侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛である。
前者は、怪我や炎症で組織が傷つき、痛みの信号が出て起きる。
後者は、手術や事故、脳卒中などで神経が損傷して起こる。

第3の痛みは、このどちらにも当てはまらない痛みで、痛む部位を調べても原因が見つからず曖昧になっていたもので、今回学会で『痛覚変調性疼痛』と命名された。

西洋医学は部位によって専門化されているので、その科ごとの部位しかわからない。
目が痛ければ眼科、腹痛なら内科、怪我なら外科のように、それぞれの専門分野しか診ない。

一方、東洋医学は全体を診て治していくやり方なので、どこに痛みが出ても同じやり方で治す事ができる。
同じやり方とは、五臓六腑には各々グループ毎に守備範囲があって、痛みの発生場所によってどこが悪いのかすぐに判明する。
痛みの発生源が多く存在しても、どこかの守備範囲に属するので、離れた部位の痛みでも、大元を中心に治療すれば、関連した部位の痛みに影響を与えることができる。

続く

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