- 新着情報一覧 - 身体は常に二つの方向性を有している!
身体には、調子が良い時と悪い時がある。
表題の二つの方向性とは、良い方向と悪い方向の事である。
それでは、良い方向と悪い方向はどのように決まるのか?
別の言い方をすると、良い方向は回復、悪い方向は悪化という事である。
回復と悪化の方向を決めるカギは『意識』である。
意識とは、念とか思いという言葉と同意語である。
良くなりたいと思う気持ちが回復を生み、悪くなりたいと思う気持ちが悪化を生む。
ちょっと待てよ?? 悪くなるのを望む人っているの??
この二つを川の流れに例えると分かりやすい。
方向は二つしかない。
川上に向かって泳ぐのが回復。
流れに逆らわずに何もしなければ、川下に流される。
これが悪化である。
何もしないのは現状維持ではなく、確実に悪化していく。
仮に、悪くなりたい(良くなりたくない)と思えば、悪化のスピードはさらに増す。
事情があって川下に流される事を良しとする方が稀にお見えになります
良くなりたいと思ってもそうならない人は、回復するためのエネルギーが不足している。
不足していては、どんどん川下に流されていく。
その回復の手助けとして、治療というものが存在する。
西洋医学は黙っていても通用する医学である。
しかし、東洋医学に関しては、信じるとか信じないという問題が立ちはだかる。
信じて治療を受ければ、受け入れ体制ができている状態、半信半疑で治療を受ければ身体が迷っている状態なので、この二つに治療効果の違いが出る場合もある。
フタをしていては、入るものも入らない。
エネルギーが入らなければ、不足が解消されず、川下に流された状態のままである。
『信じる者は救われる』と言います。
鍼灸にあまり馴染みがない方も、一度信じて治療を受けてみてはどうでしょう。