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老化と嗅覚の関係

2022.04.14

依然として、コロナの後遺症である嗅覚障害に悩んでいる方が多い。

人間にとってニオイがわかると言うことは、生きていく上で非常に重要な意味を持つ。

一般的には、病気が無くても60歳を超えた頃から嗅覚細胞は急激に減少する。

それと並行して、生きがいや生活の張りが失われていく。

 

逆に言うと、高齢なっても活動的なお年寄りは、例外なく嗅覚が衰えていない。

従って、老化を遅らせるためには、若いうちから嗅覚を鍛えれば良いという事になる。

また、若い頃に慣れ親しんだ匂いを嗅がせることで、認知症の方の回復を促す事もできる。

 

若いうちから鍛えると言っても、もう若くない人は、どうすれば良いか?

今からでも大丈夫です。

鍼灸なら、それを可能にすることができます。

 

東洋医学はバランスの医学です。

例え嗅覚細胞が減少しても、他の部分が代わりとなって、それなりのバランスを保つことで、老化のスピードを落とすことができます。

東洋医学の五臓六腑の考え方は、一つが完全にダメになると、他も次々とダメになって、最終的には全滅してしまう。

全滅は死を意味するので、そうならないように、相生関係を強めたり、相克関係を弱めたりして、回復を助けて全体にバランスを保ちつつ、生きる方向に進んでいく。

 

最近では、老化を病気と捉えて、治す研究も進んでいる。

老化も東洋医学の得意分野である。

 

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