- 新着情報一覧 - 前立腺炎の治し方
前立腺は、男性にしかない生殖器の一つです。
東洋医学では、全ての病気や症状の原因は、五臓六腑にあるという考えがあります。
前立腺炎であろうが、前立腺肥大であろうが、生殖器のグループに属するので、そのグループを中心に治療していきます。
では、生殖器は、五臓六腑のどこに属するのかと言うと、肝のグループになります。
特に重要な部位は、下肢内側の真ん中のラインになるので、ここの状態を診ていきます。
生殖器(前立腺炎)の悪い方は、かなりの圧痛が何箇所もあると思います。
それは、肝経に鬱血があるためで、これを除けば治すことができます。
最重要経穴
大腿内側の中央辺りの上下。五里から陰包辺り 大腿ライン
下腿内側の脛骨に沿って内果の前。蠡溝から中封辺り 下腿ライン
前立腺炎のある方は、この2つのラインである肝経の鬱血が甚だしいので、これらのツボに、著しい反応が現れます。
この部位の鬱血はすぐに改善されますので、後は次に反応が出るところを順番に治療していけば症状はなくなります。
肝が絡む曲泉
腎が絡む腎兪、小腸兪、次髎、太谿
泌尿生殖器病に効く中極辺りを加えると、更に治療効果が上がるでしょう。