- 新着情報一覧 - 肝疾患の治し方 その2
肝は足にあり陰経になります。
脾も腎も足の陰経です。
線にすると3本線が足の内側を走ります。
肝は3本の真ん中になります。
すなわち脾と腎に挟まれた形になります。
昔の名人が「脾と腎が治れば、肝は勝手に治る!」と言っています。
皆さんはもうお分かりですね。
これが楽器の弦なら、両端の脾と腎を爪弾けば、真ん中の肝の弦は触らなくても共鳴すると言う事です。
ですから肝疾患は肝だけでなく、脾と腎も治療しなくてはいけないと言う事です。
東洋医学の治療にとっての病名は、あまり重要ではありません。
五臓のどれをチョイスして、どれを中心に治療するかと言う事です。
具体的には、肝の付く病名は同じと考えて、治療していきます。
ご自宅での治療という事であれば、簡単な方法を伝授いたします。
続く