- 新着情報一覧 - 東洋医学とサイコロ
当院にも、いろいろな症状を訴える患者さまが見える。
病名も多岐にわたり、それに対する薬の種類も物凄い数である。
これから先もどんどん新しい病名が増えていくことでしょう。
東洋医学には、五臓六腑、又は六臓六腑というものがある。
全ての原因は内臓に起因するという考え方である。
サイコロの目も丁度6個ある。
全ての病名もこの6個のどれかに属する。
人間は、1つのサイコロであって、全ての要素(五臓六腑)を有している。
1から6までが、心・小腸、肺・大腸、心包・三焦、腎・膀胱、肝・胆、脾・胃にあたる。
サイコロの六面を見れば、どこが悪いか原因を知ることができる。
西洋医学の場合、心なら循環器科、肺なら呼吸器科、腎なら腎内科、肝なら肝胆内科、脾なら内分泌内科と、各々専門の先生に診てもらうことになる。
東洋医学の場合、サイコロを手に取って、総合的に判断できる。
6面の一つ一つの面には、その経絡のツボが存在する。
悪いところはそのツボが教えてくれる。
1面単独か? 2面、3面複数関連があるのか?
手に取ったサイコロを、いろんな方角から見てみると真実が明らかになる。