鍼灸とBody Care フロント・アンド・リア– Author –
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刺針の深さと五臓の関係(続き)
肺と腎の刺針法は前に述べました。 残りの心、肝、脾は深さには関係ないですが、紹介しておきます。 心に対応した打ち方は『豹文刺』といいます。 これはいわゆる瀉血のことで、目的部位を囲んで沢山の鍼を集中、出血させて治します。 肝に対応した打ち方... -
刺針の深さと五臓の関係
鍼灸で使用する鍼には色々と種類があります。 形状の異なるものから長さや太さの違うものまで様々です。 私の場合、長さと太さでいうと、ゴルフのクラブによって目的や飛距離が異なる様に、部位や症状で使い分けています。 最近では、優しい鍼、痛くない鍼... -
お知らせ
2月の休み 10日、11日及び23日、24日は連休となります。 尚3月より月曜日,木曜日、祝日が休みとなります。 よろしくお願い申し上げます。 -
間質性肺炎(肺のグループ)の治療 まとめ
当院の間質性肺炎の治療 ①間質の硬化にはファンタスティック4 (星状神経節2部位と肺経の始まりの2部位の4箇所) ②肺の背部からのアプローチ ③腎の背部からのアプローチ ④3ラインPK2 (腎・肝・脾の治療) ⑤ステラプラス鍼 (星状神経節を使った全身血... -
間質性肺炎(肺のグループ)の治療 その3
東洋医学による間質性肺炎の治療は、肺だけでなく、肝も腎も脾も治療の対象ということです。 エネルギーの強いグループの機能低下からの回復が最短の治療ということです。 大学病院時代に東洋医学の治療を見たドクターから「ミラクルですね。」とよく言わ... -
間質性肺炎(肺のグループ)の治療 その2
グループによって経穴や経絡の深さが違う話を前回しました。 単独は肺のグループだけであるということも話ました。 では、病気が肝のグループの場合はどうでしょう。 先ほど述べた様に単独は肺のグループだけです。 そうです、肝のグループが悪い場合、肺... -
間質性肺炎(肺のグループ)の治療 その1
東洋医学的に見ると肺のグループの治療は他のグループに比べると比較的治しやすいです。 以前にも話したことがあったと思いますが、経穴は経絡によって深さが違います。 一番浅いのが肺のグループです。 気管支炎や喘息など肺経が比較的早く治せるのはこの... -
物は目で見るもの?
音が耳と皮膚で聴くのであれば、ものは目だけで見ているのでしょうか? こういう仕事をしているといつも思うことがあります。 それは悪いところが目で見なくてもわかるということです。 だから第二の目は手であると思います。 手で触るというより、手で見... -
音は耳で聴くもの?
自然界にある音は全て本物でできている音ということになります。 レコードの音が優しくて心地よいのは、全ての音が入っている本物の音だからです。 それではCDの音はというと、人間の耳に聴こえる音だけを入れて作った人工的な代物です。 自然の音ではなく... -
2025年1月の休診日
2025年より月曜日に不特定休日を設けます。 月毎に日にちが変わりますのでご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 正月休み 1月1日 2日 3日 毎週木曜日 1月13日 月曜日 成人の日 1月27日 月曜日 今月の不特定休日