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コロナワクチン接種後の死亡例から解る東西の病気に対する概念の違い

2021.08.14

ワクチン接種後の死亡者数がかなり増えています。
しかし、この数字には接種後の死亡と接種を原因とする死亡の両方が含まれています。

前者は、接種をしようがしまいがその日に死ぬ運命にあった方ということです。たまたま、接種を受けた後に亡くなられただけで、接種とは無関係の方です。
後者は正に、接種したことによってそれが原因で亡くなられた方です。

後者の方の中には、基礎疾患がある方と既往歴のまったくない方が存在します。
基礎疾患がある方は理解できるとして、なぜ既往歴のない方が亡くなってしまうのか?

当院で、肩こりや腰痛の施術を受ける方のほとんどの方は、本人は気付いていませんが、他に悪いところをいくつも持っています。
人間の身体は一番痛いところしか感じないようにできているので、その他は全く自覚症状がありません。
痛いところがいくつも分かる方は、痛みの程度を山に例えると、高さのあまり違わないものが多く存在して、常に違う部位が気になると言う事です。

ここで重要なのは、自覚がない悪いところがあるということです。
西洋医学の概念では見つける事ができない部分です。
東洋医学の概念では病気であっても、西洋医学の概念では病気ではないということです。
自覚症状があって病院を訪れても、「検査の結果異常がないので、もう少し様子を見ましょう。」的なことを経験された方もお見えになるでしょう。
東洋医学の場合、すべての原因は五臓六腑にありますので、常に全て診ることで、自覚のない部分も含めて毎回治療したことになります。

専門的に細分化された西洋医学に対し、心と体は全てが繋がっていて一つであると考える東洋医学。
病気を治すという目的は同じでも概念の違う両者。
ただ、医療は西洋医学で、医療類似行為は東洋医学であることは忘れてはならない。

コロナのワクチン接種後に亡くなられた方々には、西洋医学的には既往歴がなくとも、実際は何か大きな原因に繋がるものがあるのかも知れません。

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