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体の中に自然がある?

2021.11.21

東洋医学の健康観は、体の中の全てのものは絶えず変化していて、その状態こそが健康であるというものです。
そして、この変化がなんらかの理由で停滞する事により、不調や病気が生じてしまう原因となります。
ですので、東洋医学では、この停滞による体内のバランスの崩れに着目して、患者自身の力でそのバランスを取り戻すことができるよう治療していきます。

治療は、東洋医学独特の基礎理論に基づいて行われます。
それは、人間の体は自然の一部であるという考えです。
自然界では、熱い空気は上方に、冷たい空気は下方に下がります。
人間の体はと言うと、上半身は火照りやすく、下半身は冷えやすいです。

自然界では、水は上流から下流に向かって流れます。
人間の体は、水分は上半身から下半身に流れるため、下半身が浮腫みやすいです。

季節も春夏秋冬と移り変わり、1日においても朝昼晩と時間毎に変化していきます。
人間の体も自然同様に常に変化し続けています。

東洋医学は、自然を観察して見出した法則をもとにして、人間の体における病気の考え方や治療法の理論などが確立されました。

『体の中に自然がある』すなわち、自然界と同じ現象が人間の体の中でも起こっていると言うことです。

自然が変われば、体も変わる。
東洋医学の鍼灸は、今の時代に必要な存在だと思います。

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