- 新着情報一覧 - 鍼灸治療法 その1
鍼灸、特に鍼に関しての考え方や治療法について色々と語るシリーズの第一回。
鍼灸院に行くと、当然鍼を使った治療を受けることになります。
鍼といっても、長さや太さ、本数や部位など鍼灸師によって皆違います。
教科書通りにやっている鍼灸師は、ほとんどいないのではないでしょうか。
病名が同じでも、いろいろなものが複雑に絡み合って、症状が現れていることがほとんどです。
ですので、どこから手をつけるかは鍼灸師次第です。
要は皆やり方が違うということです。
どんな病気や症状でも、同じ部位に1本だけで治療する先生も見えるとか。
私の知っている1本だけ使うやり方があります。
一本鍼法と言います。
種々の疾病について、最も効果的と思われる経穴を一カ所選穴して治療する方法です。
例えば、鼻が悪ければ 『印堂穴』、目が悪ければ 『風池穴』、下腿外側の病には
『環跳穴』などです。
因みに私は、1本でもできますが、2本の方が得意かな。(笑)