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瞑眩と治療の誤り

2024.04.04

瞑眩(めんけん)とは、元々は、漢方用語で、服用後の一時的に現れる予期しない反応のことを言います。

これには、悪心、頭眩や胸悶などの症状があります。

また、目が眩んだり、目を開けていられないような状態や頭のふらつきなどの症状の時にもこの言葉を使います。

瞑眩は、東洋医学の漢方や鍼灸に特有の現象です。

鍼灸に限って言えば、治療後の発熱、倦怠感、肩こりの増強などの一時的な症状の悪化を起こし、その後に、急速に回復する状態をそう呼びます。

 

これに対して、治療の誤りがあった場合も同じような症状を呈します。

経験が少ない場合、両者を区別するには、しばらく経過観察をした結果からでしか判断できません。

刺激量の過多など治療法が不適切な時に、当然症状の悪化が起こります。

要はベテランの鍼灸師の治療においては、見かけの悪化(瞑眩)か誤治による悪化現象かという不測の症状激化の区別がつくということです。

鍼灸の大原則である 『虚実』

虚したるものはこれを補い

実したるものはこれを瀉す

刺激量の調整が極めて重要であるということです。

 

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