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東洋医学が西洋医学に勝てない理由

2021.11.12

最近、様々なところで、鍼灸関係のがっかりする内容を見聞きする様になった。

はり師やきゅう師は、あくまでも東洋医学を生業にする職業である。
生業である以上、他の分野の医療従事者より知識や技術が優っているのは当然である。

西洋医学は医師が行う医療行為である。
内科系は投薬で、外科系は手術で患者の治療にあたる。

西洋医学は西洋医学のやり方があり、東洋医学は東洋医学のやり方がある。
東洋医学が西洋医学の考え方を真似する必要は無い。
西洋医学は東洋医学をライバルだとは思っていない。

何故か?
レベルが違いすぎるから。
医学のレベルではない。

東洋医学には3000年とも4000年とも言われる長い歴史がある。
長い長い時間をかけて病気と向き合ってきた。

西洋医学に有って東洋医学に無いもの。
医療に携わる人間の本気度である。
大学病院時代に一緒に仕事をしたり知り合いになった先生方は、皆さん仕事に誇りを持って一生懸命がんばっていました。
それに引き替え、最近見聞きした鍼灸の内容は、この事が不足しているように思う。
浅い鍼しか出来ないのであれば、深く刺す練習をすれば良い。
目的の部位に届かなければ、もっと長い鍼を購入すれば良い。
そういった努力を惜しんではいけない。

昔は自分のやっている事(医療類似行為)に対して誇りを持っている方が多かった。
それゆえに鍼灸を極めた名人と言われる方が多かった。
「鍼灸なんて」と言われないためにも、しっかり勉強していただきたいものである。

どんな名人にも未熟な頃はありました。
練習、練習また練習 
経営セミナーに参加する時間があったら、もっと技術の向上を図るべきである。

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