刺針の深さと五臓の関係

鍼灸で使用する鍼には色々と種類があります。

形状の異なるものから長さや太さの違うものまで様々です。

私の場合、長さと太さでいうと、ゴルフのクラブによって目的や飛距離が異なる様に、部位や症状で使い分けています。

最近では、優しい鍼、痛くない鍼が巷で流行っているようですが、慰安や娯楽を目的とした場合は気持ち良さやリラックス効果があるので私的には有りだと思います。

さて、ここからが本題です。

東洋医学の鍼灸には、五臓対応刺鍼法なるものがあります。

いわゆる『五刺』のことで各々の臓に対して五種類の刺し方があるというものです。

巷で流行りの浅く刺すやり方は『半刺』と言って、肺に対応する打ち方です。

皮膚の邪気を取ること目的に行います。

これに対して深く刺すやり方は『輸刺』と言って腎に対応する打ち方です。

痺れや痛みなど骨周辺を刺激して治療するやり方です。

続く

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