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新着情報 | フロント・アンド・リア - Part 11の記事一覧

ルート鍼の正体 その3

2022.08.12 | Category:

私もルート鍼を試してみました。

2部位に5番と8番を使って70本打ちました。

気(エネルギー)を意識せずに打つと何本でも行けそうな気がします。

患者様曰く、いつものエネルギー鍼とは違う感じがするそうで、これはこれで気に入ってもらえました。

ルート鍼は置鍼状態のままで、波動器を使うと刺鍼部が強烈に響くそうで、ルート鍼と波動器を組み合わせた相乗効果はかなり良いようです。

 

どんなに性格が悪くても、その事において上手な人は偉いという考えを持っています。

但し、そのこと以外ではお世辞にも誉めることはできませんが。

どんな方法でも、治せるやり方の方が偉いということです。

小難しい講釈では人は治りません。エビデンスがあることが全員を救っていません。

一人一人違ったやり方でもいいんです。

一つの方法で万人を治すことが出来ないなら、沢山の方法があってもいいのではないでしょうか。

治してもらえたそのやり方が、患者様にとっては一番偉い,一番優れた方法であると思います。

 

ルート鍼の正体 その2

2022.08.12 | Category:

鍼の治療は、厳密に分けて経絡、経穴を使ったやり方と刺激を与えて調整するやり方があります。

前者は奥が深いので、極めると気をコントロールすることができます。

後者は目的部位のコリを緩めていくやり方なので、全体のバランスを考えて調整していきます。

ルート鍼は、後者に近いやり方だと思います。

何故イコールではないかというと、後者も『気』を使うからです。

コリを緩めるやり方でも、打つ時は必ず鍼の一部に触れています。

その際、気を入れて鍼先から中の状態を診たり調節したりします。

 

これが、昔からの打ち方とルート鍼の打ち方の違いだと思います。

学生の頃に、身体に何本させるか実験した人がいました。

何本刺したかは記憶にありませんが、結局、熱が出て倒れたそうです。

 

昔からの気(エネルギー)を使った打ち方は、ある程度の刺激になると、これ以上必要ないということで、身体が拒否の反応を示します。

続く

 

ルート鍼の正体 その1

2022.08.12 | Category:

最初に断っておきますが、これから述べることは、決してルート鍼を否定するものではありません。

患者様が治るなら、どんな方法でも良いと思います。

個人的には、治療結果は術者の満足ではなく、患者様が評価するものだと思っています。

学会を見て分かる通り、西洋医学は症例数が多いのに対して、東洋医学は一例報告も見受けられます。

しかし、少ないから東洋医学がダメだという事にはなりません。

そこには、人間をどのように捉えるかという、医学や考え方の違いが存在するからです。

血圧を例に挙げると、西洋医学は130を超えると病気であり治療の対象になります。

東洋医学では、五臓六腑のバランスを取り、血圧を上昇させているグループを治すことで、血圧を安定させます。この場合、重要なのは血圧を下げることではなく身体のバランスをとることです。

一人一人のご飯の量が違うように、薬の量が、ガリガリの痩せっぽちと横綱級の体型の方が同じというのはどうなんでしょうか?

これは、鍼の刺激量でも同じことが言えます。

続く

ルート鍼とエネルギー鍼 その3

2022.08.10 | Category:

ルート鍼とエネルギー鍼を比較すると

ルート鍼の番手はあまり関係ないように思う。

鍼の本数はルート鍼の方が圧倒的に多い。

当院で使う鍼の数は症状によってもかなりの開きがあるが、少なくて30本前後から多くて100本前後くらいである。

まあ数の違いはあれど、治れば良いのである。

患者様の状態の変化の経緯によっては、一部位を囲んだり、集中的に打つこともあるので、

ルート鍼とエネルギー鍼のいいとこ取りが正解であるように思う。

ちなみに、両方のやり方を試した患者様によると、どちらも楽になるが、治り方に違いがあることはハッキリ分かるようだ。

ルート鍼とエネルギー鍼 その2

2022.08.10 | Category:

この手法は何故アリか???

要は患者様サイドからみれば、楽にしてもらえばやり方はなんでも良いということである。

 

当院の手法は、基本エネルギー鍼である。

針先からの情報により、関連のある所はどこにでも効かせることができるし、またどれだけ悪いかも瞬時に分かる。

ほぼ1回で結果を出すことが出来る。

だからルート鍼ほど鍼を必要としない。

エネルギー鍼には2通りのやり方がある。

一つは、必要なところに鍼を打っていき、その中でも1番悪いところを中心に治療する。

悪いところは鍼を持てば反応があるので誰でも分かる。これは昔からある打ち方である。

もう一つは、1本打ってそこから治していくやり方である。

打った後で反応を見ていると、次に打つところが現れる。これを繰り返して治していくやり方である。

これも昔からある方法である。

 

続く

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