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新着情報 | フロント・アンド・リア - Part 46の記事一覧

不妊治療 背側・腹側編

2021.03.11 | Category:

不妊の鍼灸治療  その4

《背側・腹側編》

腰臀部 及び 腹部(上腹部・臍部・下腹部)

腰:東洋医学では腹腔内の臓器の反応が現れる部位です。
婦人科疾患、過労、冷えなどで腰の異常がある場合、強い反応が見られます。
鍼の場合、刺鍼の深さと鍼先の振動による内部の情報が重要となります。
皮膚表面の状態と2段階(表層部・深層部)の筋肉の硬さで妊娠力が判定できます。
一番重要な腎は、いろいろな方法でアプローチします。
鍼の番手(太さ)、鍼の深さ、治療点の灸頭鍼の数。
波動器を当てる位置、どの程度の振動になるまで続けるかなど。
臀部:下肢の冷えの度合いで使います。

上腹部:熱による不妊の際には重要です。
鍼や波動器で反応を見ます。
臍部:ドーナツ型や半ドーナツ型の独特の硬さがあります。
この部位は、生殖器や大腸と関係があります。
肺や大腸は、東洋医学では、相生関係(腎にエネルギーを与える)があるので、腎とは深い関係があります。
この部位も鍼と波動器で治療していきます。
腎の冷えは、不妊にはかなりの影響があります。ホットマグナーで臓器(腎)を温めると効果的です。この器械で、65度まで温めることが出来ます。
下腹部:生殖器があるので、波動器で治療します。

数分のバランス調整で変化するものから、数回掛かるもの、ずっと反応が強い状態で、次回に続きをやらなければならないものなど、初回に色々診させていただいて、どことどこが悪いか、どこに時間が掛かるか、どの順番に治していくかなど、治療計画を立ててやっていきます。

不妊治療 下肢編

2021.03.09 | Category:

 不妊治療の鍼灸治療 その3

身体のいろいろな部位から不妊に関する情報が得られます。

《下肢編》

踵:女性は子宮・卵巣、男性は睾丸・前立腺
 鍼でも治療出来ますが、当院は灸を使います。

三陰交:変化が激しいので、刺激の方法の選択は慎重にします。

股間:衣類の上から波動器で反応の強さを見ることができます。(生殖器)
 (反応とは振動の振れ幅のことで、大きければ大きいほど状態が悪いです)

足の低周波治療:配穴による通電なので不妊の方の半数は全く動きません。
(配穴とはツボの組み合わせのことです)
通常、筋肉に電気刺激を与えると、筋収縮により足が動きます。
異なる経絡のツボの組合せは、各々ツボの深さが違いますので、
通信が出来てないと電気は流れません。
足の動く方は、通信が正常であるということです。
最初は動きが良くなかったり、動かなくても、治療を続けることで動きは良くなってきます。
(最後まで良い動きがなかった方でも、他の条件次第で、妊娠された方もみえます)

下肢では、踵・三陰交穴・股間の反応及び電気刺激による足の動きが
重要な判断基準になります。

当院における不妊に対する治療内容

2021.03.08 | Category:

不妊の鍼灸治療 その2

当院の具体的な治療内容

医学的にみた不妊の原因には、排卵障害・子宮着床障害・卵管障害があります。
東洋医学では、腎・脾の変調と五臓のアンバランスが原因となります。

① 手からの調整(心・肺)
② 足からの調整(腎・脾・肝)
③ 腰背部・臀部の調整(腎)
④ みぞおち・臍周り・下腹部の調整(腎・脾)

① では坐位にて、鍼灸・波動器で首肩凝りを取って気血の流れを変えます。
② 配穴による低周波治療で気血水の流れを変えます。この方法は、妊娠力の判定にも役立ちます。
③ 鍼灸・波動器にて、生殖器の治療と冷えの改善を図ります。
④ 鍼灸・波動にて生殖器・消化器の治療、ホットマグナー(温熱器)で、内臓の冷えを改善します。
① から④の治療において、各々妊娠力がわかる仕組みが施してあります。
項目ごとの合格基準の数が多いほど妊娠しやすいのですが、少ないからといって諦めることはありません。当院の治療計画を実行している方は、平均すると2,3ヶ月で妊娠される方が多いです。
また、男性側に問題のある方も4割以上見えるので、精液検査や血液検査だけでなく、東洋医学的検査や治療を受けられた方が良いでしょう。

当院における不妊鍼灸の考え方

2021.03.03 | Category:

不妊の鍼灸治療 その1
鍼灸治療の基本は、不妊治療に関わらず、五臓のバランスです。
特に大事なのが、腎と脾です。
東洋医学の腎は、働きからして、副腎。脾は膵臓にあたります。
冷えによる不妊は腎、熱による不妊は脾が関係してきます。
不妊にとっては、この二つの臓器の治療が必須となります。
当院は残りの3つも含め、常に五臓のバランスを取りながら治療していきます。
腎(生殖器)や脾だけの治療は、他の臓器の影響により、良い結果を生みません。
当院で、早い段階で妊娠される方が多いのも、バランスを重要視したことが大きいと思われます。

その2は、当院の具体的な治療内容になります。

わき腹の冷えでお困りの方

2021.02.24 | Category:

足腰やお腹、腰などいろいろな部位に冷えは起こります。
冷えは、一般的には皮膚の表面の冷たい状態をいいます。
東洋医学では、全体的に熱が少なかったり、熱が偏って表層に少ない状態のときを冷えと言います。
これとは別に、専門的には、深部の冷えや内臓の冷えなどがあり、それぞれ起こる原因や治療方法が異なります。

わき腹の冷える部位は,胆経の流注にあたり、陽経の下行経路にあります。
腋窩から脇に沿って痛みのある部位が全て関係してきます。(全てが胆経ではない)
押して痛みが軽減されれば気虚、痛みが増せば実邪になります。
東洋医学では、この気虚や実邪の状態の虚実を調整して治していきます。

難しい話は横に置いておいて、腋窩から下の痛いところに、お灸やカイロを貼って温めると良いです。
また、ご自分で痛いところを指圧するのもよいです。
ちなみに、揉むのが按摩、摩るのがマッサージ、押すのが指圧です。
一度お試しください。

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